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教育訓練レポート『思い違いについて』(板倉 英里)

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思い違いとは、まったく論理的ではない自身の思考に洗脳され続けることです。人間は自己中心的な生物であるがために、自身のこととなるとあまり客観的ではなくなってしまいます。そして、真因というものは色々なものに覆い隠されてしまっています。この2つが思い違いを生む原因です。会社の売上は、セールスを増員すれば簡単に増やすことができます。しかしそれこそが思い違いです。セールスは自分の税込給与プラス経費と、セールス以外の人員1人分の税込給与プラス経費を超える稼ぎを得ることで、はじめて会社で存在価値を発揮することができます。どんなにダメなセールスでも、売上を上げることはできます。しかしそこに利益が伴わなくては、会社を永遠に存続させていくことはできません。吉岡興業は、生産技術・保全技術代行商社です。技術は人から人へしか伝えることができません。その使命を商社として担っているのが我々です。思い違いという自己洗脳を解き、自身を客観視することで、有用な商社の一員として、今後もお客様への役立ちを追求し続けます。