私たちは日々、まったく論理的ではない自身の思考に洗脳され続けている。
その理由として、私たち人間があまりに自己中心的すぎて自身のこととなるとあまり客観的ではないことと、もうひとつ、真因というものは色々なものに覆い隠されていることがあげられる。

たとえば、「良い営業マンは常に自身の行いを省みることができる」と自己洗脳してしまっているひとがいる。
ところがひとが省みれることとは、既に自身で気づけている改善ポイントのことだ。だから自身で
気づけていない改善ポイントは、改善されずに放置されたままだ。
良い営業マンは日々常に承ったことの途中経過報告をこまめに素早くなんども繰り返す。ただ、それだけだ。途中経過報告の回数だけ、相手には評価されるのだから。
自身の行いを省みても、自身で気づけていないようなことは省みることができない。それよりも、ただ一徹に、承ったことの途中経過報告をこまめに素早くなんども繰り返すのだ。相手になんども評価していただくのだ。