生技のミカタニュース

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設計技術担当者様や生産現場の技術担当者様向けに、機械加工・FA技術・工場施設工事・メンテナンスに関するその時々で旬なコストダウン技術情報を掲載しています。
多くのお客様から「工数やランニングコストの削減につながった!」「こんな便利なものがあったのか!」など、大変好評をいただいております。
332.ボイラー用循環ポンプ更新工事ならお任せください!

新設ポンプと撤去したポンプ。

こちらはボイラー用循環ポンプ更新工事の実績です。 「ボイラー用の循環ポンプからお湯の漏れが止まらないんだ。緊急で見に来てくれないかな」とのご依頼がホテル運営管理会社様からありました。 電話でヒアリングを行ったところ、この循環ポンプが5年以上未整備だということが分かりました。漏水の主な原因がメカニカルシールにあるという予測はつくものの、経験上5年以上未整備のポンプは他の部品もかなり劣化している思われ、「かなり古いポンプなので、修理となるとメカニカルシール以外にもモーターの整備もしなければならないと考えます。復旧させることが第一だと思いますので、循環ポンプ自体を新品に取り替え更新しませんか」とご提案。ご了承いただいたので、新品の循環ポンプを用意し現場に駆けつけ、作業を開始いたしました。 通常、ラインポンプの取り替えは比較的簡単な作業なのですが、バルブに止水不良が生じていたため、作業員はお湯を浴びながらの過酷な作業となりました。また、取り替え作業中は、ホテルではお湯が使えなくなるので、時間との戦いの作業となりました。 最後に総合試運転として、結線が合っているかを軸の回転方向で確認し、次に運転しながらエア抜きをしたのち電流値を測定。定格電流値内での運転であることを確認して更新工事を終えました。即日、バルブの取り替えのお見積りも提出いたしました。ホテル運営管理会社様には、「半日で対応してくれて本当に助かったよ」とたいへん喜んでいただけました。



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