先日B社様から、「測定結果の入力ミスがあったんだ。今年二回目なんだよ。お客様から対策を考えるように言われてるんだけど、いい方法ないかなぁ」とご相談を受けました。「無線送受信機器を導入してはどうですか？ ご使用のデジタル測定器に送信機を、パソコンに受信機を取り付けて、デジタル測定器側のボタンを押すだけで測定中のデータをパソコン受信出来るようにするんです。人がやる転記ではないのでヒューマンエラーが一切なくなります」とお答えすると、「便利な機器があるんだなぁ。デジタルノギスだけじゃなく、デジタルマイクロもあるけど大丈夫なの？ 」とB社様。
「デジタル測定器であれば大丈夫ですよ。それと面白いのは、測定結果が公差内なのか？公差外なのか？の合否判定を音で知らせることが出来るんですよ」とこの送受信機器の面白さをお伝えし、早速弊社パートナーと同行しデモ実演を行いました。「せっかくデータを飛ばせるなら、システム管理もしたいなぁ」というご要望もお聞きしたので、「専用ソフトを導入することでシステム管理も簡単に出来ます」とご提案いたしました。「それはいいね。すぐに予算を取るよ」とご評価いただき、その後、専用ソフトを使用したデモ実演を繰り返し行い、受注となりました。B社様からは、「これで測定結果の入力ミス、ヒューマンエラーがなくなるよ」とご期待の声をいただきました。