生技のミカタニュース

生技のミカタ®ニュース

設計技術担当者様や生産現場の技術担当者様向けに、機械加工・FA技術・工場施設工事・メンテナンスに関するその時々で旬なコストダウン技術情報を掲載しています。
多くのお客様から「工数やランニングコストの削減につながった!」「こんな便利なものがあったのか!」など、大変好評をいただいております。
315.床塗装で、お客様のご要望にどこまでもお応えいたします!

※実際の写真ではございません。

先日B社様から、「床の塗料が剝がれて困っているんだ。何とかならないかな」とご相談を受けました。「お任せ下さい! 弊社には数多くの床塗装の実績があります」とお伝えすると、「頼もしいね。でも、製造、清掃終了後しか作業が出来ないよ。しかも、塗料の臭いが製品につくのは絶対NGなんだ」とB社様。「大丈夫です。速乾性で無臭の塗料もございます。一度現場を見せて下さい」とお願いし、3日後塗装パートナーと同行しました。床面積や塗料の剝がれ具合、下地などを調査し、「作業時間を考えるとお客様の工場に適しているのは水性硬質ウレタンです」とご提案したところ、「速乾性のある塗料は臭いが強烈だというイメージがあるんだけど大丈夫かな。臭いが製品につくの絶対にNGなんだ」とB社様。「問題ありません。水性硬質ウレタンは臭いがありません。硬化時間も約8時間から10時間ですので、夜間工事をすれば製造作業開始時間には充分間に合います」とお答えすると、B社様より、「剝がれにくくなる塗料はないのかな。側溝の部分がいつもすぐ剝がれてくるんだ」とのご要望。「心配ご無用です。この剝がれはグレーチングが動いたり、台車が通ったりした際の振動によって起こるものです。下地処理の際に床とグレーチングの伸縮率を考慮し、U字型に深く掘って埋めておけば膨張率の差や振動で塗装が剝がれるのを最小限に抑えることができます」とご説明しました。「そういうことか!」とご納得いただき、お見積提出後即受注となりました。B社様からは、「見た目にも強度が増した感じがするよ。臭いも気にならないね」とお喜びの言葉をいただきました。



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