教育訓練レポート

教育訓練レポート『ネット犯罪の手口と企業対策』(山形 輝威)

教育訓練レポート 一覧へ

サイバー攻撃のターゲットは、大手企業から中小企業へと移りつつあります。実際のサイバー事件の約2割は外部からの侵入によるものですが、約半数はヒューマンエラーが原因となっています。たとえば、機密データの不適切な持ち出し、外出先でトイレに立った間に端末が盗まれる、あるいはカフェなどで無料Wi-Fiに接続したつもりが、似た名前で作られた罠のWi-Fiに接続してしまう、といった事例が挙げられます。当社では、これらのリスクに対処するため、セキュリティアプリによる暗号化通信を活用して端末ネットワークを保護し、端末盗難対策としてログインID設定の強化やメール使用の禁止などの措置を講じています。今後も、ヒューマンエラーを含む多様なリスクに備え、さらなる対策を徹底していきます。