教育訓練レポート

教育訓練レポート『王が眠る神秘の遺跡』(萩原 さゆり)

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平成元年、佐賀県吉野ケ里で、弥生時代の巨大遺跡が発見されました。この世紀の大発見に貢献し、取り壊しの危機から遺跡を守ったのは、近所の親子でした。発掘調査リーダーである息子は、社会科講師の父の信念、「吉野ケ里は燦然たる文化が眠る重要な場所」の遺志を受継ぎ発掘に当たっていましたが、吉野ケ里に工業団地の建設計画が持ち上がりました。しかし、建設関係者は、彼の熱意に押され、遺跡保存が決定しました。彼の熱意が、遺跡の運命を変えたのです。この講義で、信念の強さと、熱意の重要性を学びました。