岩﨑弥太郎の弟である弥之助は、弥太郎の死後、2代目の社長となる。今まで海運業一本でやってきた三菱を財閥にする基礎を築き、様々な事業を拡大していった。今の三菱があるのは、弥之助の力が大きい。弥太郎と違う所は、負けを認め、受け止め、それにより次の一手を冷静に考えて動く人であったことにある。我々も商売の中で、競合他社に勝つ時もあれば、負ける時もある。我々も弥之助のように、負けた原因を冷静にしっかりと受け止め、負けを認め、次の商売に生かしていく。