教育訓練レポート

教育訓練レポート『中学英語教師 田尻悟郎の仕事』(板倉 英里)

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『英語のマジシャン』と呼ばれる田尻氏の授業を受ける生徒は、皆が勉強を心から楽しみ、時には勉強だということを忘れて夢中になります。それは、田尻氏が生徒の自主性を引き出す授業をしているからです。私はこの講義を受け、教師と生徒の構図が、上司と部下の関係に通ずると感じました。吉岡社長は「上司の存在意義は部下に活躍してもらうこと」だと仰っていました。田尻氏が生徒の学びを喜びに感じるように、上司は、部下の活躍を喜びに感じ、部下の自主性を引き出す考動を取り、自らの役職に備わる機能を発動させるのです。