教育訓練レポート

教育訓練レポート『救急医療チーム 最後の決断』(宗本 浩之)

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日本中を震撼させた地下鉄サリン事件。最も多くの被害者を受け入れた聖路加国際病院。その先頭に立った救急医の石松は原因がわからぬまま、サリンの症状に似ているので、「何もしなければ助からない」と、自らの医師生命をかけて、副作用があるPAMの投与を決断し、見事に多くの人の命を助けた。先頭に立つ者、人の上に立つ者は決断を迫られる。最悪のケースを考えながら、最善の決断をしなければならない。しっかりと落着いて、何事にも対応し決断していくリーダーの仕事への姿勢を学びました。