我々は、物販ではなく、商談の中で価格が決まっていくエンジニアリング系の仕事へとシフトしていった。それは、販売比率として結果が出てきている。私が入社した15年前ほどを思い返せば、オレンジブックを、他社よりも早くお客様の所に置くために走り回っていた。そこから、加工品･メンテナンス･工事･設備･自動機･中古と、これから柱となる商材のリーフレッツを作り続け、我々の会社は変わっていった。今、物販ではなく、工事やメンテナンスで稼いでいくと言えるところまでこれたのは、会社からの強烈な発信を全社員で取り組んできたからだ。また昔は、ナガレモノ以外に月100万円も稼げないベテラン社員が大きな顔をしていた。ナガレモノ以外の売上がないような営業マンは、単なる販売員だ。このような当たり前のことを新入社員教育で教えられる環境が出来たことで、営業マンヅラした販売員はいなくなった。時代は変わっていく。今やっていることも10年後には間違いなく変わっている。それを理解し、柔軟に変化していける社員であり続けたい。