経営の傾いたリゾートを立て直すうえで、最大の財産は残った社員です。星野さんはその社員のやる気を引き出すために、社員に意思決定をさせています。かつて星野さんは実家のホテル経営で3分の1の社員を失う経験をし、人に任せて楽しんで仕事をしてもらうことの重要性に気付きました。星野さんは、自分に足りないものを自覚し、完璧を淡々と目指すことがプロだと考えています。吉岡興業の社員は誰もが自分で計画を立て、自発的に仕事に取り組んでいます。今後も何事も楽しんで、自発的に行動していきたいと思いました。