渋沢栄一氏は、武士道の精神と商人の才覚の両極を併せ持つことが必要であることを提唱されています。利益主義のみにならず、道徳を併せ持つことが大切であると説かれています。事業を成功や永遠に存続させるためには、道徳に基づき、一個人のためではなく、世のため人のために行い、従業員の物心ともに豊かな生活が成り立つことが大切とありました。この考え方は、吉岡興業の経営理念にもあります。不況の中でも、人員を減らさずに、給料や賞与まで頂いています。世のため人のための精神で、会社、社会、顧客に貢献します。